胡蝶蘭の植え替えと五行論
鍼灸院を解説した時に頂いた胡蝶蘭の花がほぼ散ってしまいました。
胡蝶蘭は、ちゃんと手入れをすると何度も花を咲かせるということなので、素焼き鉢に株毎に植え替えました。
数カ月後にはまたキレイな花を咲かせてくれると信じて、手入れしていこうと思います。
植え替えの際に、花のついていた茎?は切る必要があったので切ったのですが、少し心が痛む感じが…
その後数日経って、少しずつ新しい葉が出てきていて、ワクワクしています!
まさか自分が花の成長に興味を保つとは思っていませんでした💧
さてこの胡蝶蘭の成長ですが、東洋医学で考えることもできます。
東洋医学は、もともとは自然界に起きる出来事を人体にも置き換えて考えることから始まりました。
それらの自然界に起こる出来事を5つに分類したものが「五行論」です。
五行論で出てくる「木火土金水」にはそれぞれ特性があり、
- 木:曲直(木が成長する様に、曲がりながらも上や外方向に伸びていく様)
- 火:炎上(炎が燃え上がる様)
- 土:稼穡(土が作物を育てたり、取り入れを助けるたりする様。稼は農作物を植え付けること。穡は、農作物を取り入れること。)
- 金:従革(変革、変化という意味で、常に変化していく様)
- 水:潤下(潤し、下に向かう様)
花を咲かせ終わり、今はしっかりと下へ根を伸ばし次の開花に備えて力蓄えている。
今の胡蝶蘭の状態を東洋医学になぞらえると、五行は「水」で、根や茎に水を蓄え、下に根を伸ばしているという状況がまさにそれですね!
曲直で茎を伸ばし、炎上で花開くまで頑張って手入れしていきます。
ただ本来「水」は季節にすると「冬」になるのですが、胡蝶蘭自体があまり季節変動の無い熱帯の植物のため、日本の季節に当てはまらない可能性もあります💧
色々な出来事が東洋医学に繋がっているのは、いつ考えても興味深いです。
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