鍼灸師の手荒れ対策

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3月も半ばで今日20日は春分です。
2,3月あたりは意外と乾燥しているのか、手荒れが気になっている方が多いです。

医療従事者は仕事上、手洗いや手指の消毒をする機会が多く、そのため手荒れに悩む医療従事者は結構多いです。
鍼灸師も例に漏れず手洗いや消毒は法律上必須です。
私は、患者さんを一人診たら必ず石鹸で手を洗いますし、施術中にも何度もアルコールで手指の消毒を行います。


そもそもどうして手が荒れるのでしょうか?
手が荒れる一番の原因は、乾燥や皮脂の減少によって手指のバリア機能が低下することです。
本来、手は他の身体の部位に比べて皮脂の分泌が盛んで、手に加わる様々な刺激から守ってくれています。
その皮脂が水仕事や消毒、化学物質、他にはストレスなど様々な理由で皮膚が乾燥したり皮脂が脱落したりして、バリアが機能できなくなり手荒れが起こります。
※アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患については、別の理由があるため今回は割愛します。



先程も触れましたが、鍼灸師は手洗いもアルコール消毒も何度も行います。
その割には、私を含め鍼灸師の友人周りでも手荒れに困っているという話はあまり聞きません。
もちろん鍼灸師も手荒れの対策はしています。
鍼灸師は手荒れ対策をどうしているのでしょうか?

一般的なハンドクリームももちろん使いますが、施術中や鍼療時間中は感染症予防等の観点からハンドクリームは使えませんし、塗ったとしてもすぐに洗い流さなければなりません。
そのため、ハンドクリームは鍼療がすべて終わってしか使えません。
では何が手荒れ対策に一番効果があるかを考えるとお灸の艾(モグサ)だと思います。

私や私と交流のある鍼灸師は、昔ながらのやり方でお灸を頻繁に施灸する鍼灸師が多いです。
お灸用のモグサにはチネオール等の油分が含まれています。
そのためモグサを捻っていると、手にモグサの油分が付着するので乾燥を防いでくれ皮脂の代わりになります。

ただし普段からモグサを触るなんてことは普通はありえないので、現実的な方法もご紹介します。


ハンドクリームの成分をよく見たことはありますか?
グリセリン、尿素、ヒアルロン酸、セラミド、シアバター、ワセリン、ヘパリン類似物質などは、一般的によくみるハンドクリームに比較的よく含有されている成分です。

  • グリセリン、ヒアルロン酸、セラミド:主に保湿成分として働きます。
  • ワセリン、シアバター:油分として水分が外に逃げるのを防ぎます。
  • 尿素:皮膚を柔らかくしてひび割れを防ぐ働きがあります。
  • ヘパリン類似物質:抗炎症作用や血行促進作用があり、皮膚の修復を行います。

これらの成分の中で上二つのグリセリン、ヒアルロン酸、セラミド、ワセリン、シアバターが主に皮脂の代わりに表面を保護する働きがあります。
そのため、これらの含有量が多いほど保護に効果が高いと考えられます。
成分表示を見たときに多い順に記載されているため、成分表示の先頭にこれらの成分が書かれている物を選ぶといいかもしれませんね!

冬や春先など空気が乾燥しやすい時期に手荒れを起こしやすいのであれば、油分が多いものを選んでみることも一つの手にはなるかもしれませんね。

当院では、経絡を用いた全身調整の鍼灸施術で自律神経を調整し、快適に過ごすお手伝いをさせていただきます。
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