ツラい肩こり

肩こり、当院にいらっしゃる方の中にも肩こりで悩んでいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
現代社会の生活様式や仕事の環境では、肩がこることが当たり前と思えてしまう状況が多々あります。
では実際にどのくらいの方々が肩こりに悩まされているのでしょうか?
●肩こりに悩む方は非常に多い
これは国が調査した、自覚症状のある方の割合を示した表・グラフです。
有訴者率といって、「1,000人あたり◯人がこの自覚症状がある」という数値を表記しています。

2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
病気やけが等で自覚症状のある者〔有訴者〕は人口千人当たり 276.5(この割合を「有訴者率」
という。)となっている。
有訴者率(人口千対)を性別にみると、男 246.7、女 304.2 で女が高くなっている。
年齢階級別にみると、「10~19 歳」の 119.7 が最も低く、年齢階級が高くなるにしたがって上
昇し、「80 歳以上」では 492.7 となっている。
症状別にみると、男女とも「腰痛」「肩こり」の順に有訴者率が高くなっている
この国の調査を見ると、多くの方が何かしらの症状を持っていて、その中でも肩こりは男女ともに2位に入っています。
女性の方が多いですが、決して男性に少ないというわけではありません。
また、この調査はあくまで自覚症状の調査なので、実際にはもっと多いかもしれません。
●そもそも肩こりって?
冒頭で、当院にも肩こりでいらっしゃる方は多いと言いましたが、肩こりって具体的にはどんなものなのでしょうか?
こちらは日本整形外科学会が公表している肩こりの症状です。
肩こりの症状
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。
日本整形外科学会
そしてこちらは日本整形外科学会と日本臨床整形外科学会がそれぞれ公表している肩こりの原因です。
肩こりの原因
日本整形外科学会
首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが原因になります。日本臨床整形外科学会
肩こりは肩甲骨周囲にある筋肉の血行不良が原因で筋肉がこる(かたくなる)状態で、その原因はいろいろあります。なで肩などの体形や職業、生活環境、ストレスなども要因としてあげられます。また高血圧、内臓の病気など内科的疾患が関係していることもあるので、注意が必要です。
これらをまとめると、家庭や職場など様々な環境の中で姿勢やストレスによって起こる血行不良で、僧帽筋を中心とした首・肩・背中にかけての種々の筋肉が張る・凝る・痛むこと、またそれに伴って頭痛や吐き気が起こることもあるといったところでしょうか。
両学会とも対策として姿勢に気をつけることを呼びかけていて、多くは姿勢によって引き起こされるものと言われています。
実際にデスクワークや家事全般など多くの現代社会での作業は、前かがみになり背中や方が丸まった状態で長時間行う必要が多いものが大半で、知らず知らずのうちに首肩周辺に負担をかけ続けているのです。
肩こりが多くて当たり前ですよね。。。
●肩こりの対策
先程、整形外科を専門とする学会では、肩こりの対策として姿勢を気をつけるよう呼びかけていると話しましたよね?
これは非常に大事です。
大事なのですが、これがいい姿勢です!と教えてもらっても常にそれをキープすることは難しいし、教えてもらっても気をつけることが多すぎて覚えていられませんよね
そこで、肩こりとは血行不良がきっかけとなっているとことが重要になってきます。
血行不良を解消できれば肩こりは対策できます!
やはり大切なのは動かすこと、それと温めることで血行促進させることです。
実際に肩や首を動かすと一時的に楽になりますよね?
なぜ一時的になってしまうのでしょうか?
もちろん姿勢が関係はしています。
それ以外にその姿勢になっている原因が、首肩だけではないからです。
どうしてもツラい首肩が気にはなってしまいますが、全身の色々なことが相まって肩こりになる姿勢になってしまっているのです。
例えば、背中や腰が丸まっている、臀部の筋肉の圧迫、圧迫に寄って下肢の体温低下が起こり冷えた血液が肩や首に行くことで血行不良のきっかけになるなど挙げ始めるとキリが無くなってきます…
肩こりを根本から解決するには、それらを解決していく必要があります。
当院でも、必ず1回で良くなりますとは約束できません。
もちろん首肩のコリ自体を取っては行くのですが、身体の癖や他に負担をかける原因となっているところまでしっかりと見ていく必要があるからです。
もちろん運動や姿勢に関して実践していただくこともあります。
肩こりってあまりにも一般化しすぎているため「たかが肩こり」と思われることも多いですが、本人にとってはやはりツラいのです。
肩こりがツラいと感じたら当院で一緒に良くしていきましょう!
当院では、経絡を用いた全身調整の鍼灸施術で自律神経を調整し、快適に過ごすお手伝いをさせていただきます。
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