鍼灸と交通事故

/ 健康

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交通事故でケガをして治療が必要なとき、皆さんはどうされますか?
一般的には病院に掛かる方が多いと思います。
他には、接骨院が交通事故後の保険の取り扱いをしているという看板を見かけるので、そちらに行かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

タイトルと見て、交通事故のケガを鍼灸で良くするのかと思われた方、今回は違います。
この記事は、自動車損害賠償責任保険(以下、自賠責保険)で鍼灸を受けらる事を周知するものです。


交通事故に遭い治療を受ける場合、病院や接骨院でも自賠責保険で治療を受けることになります。
まあ、病院では保険診療を受けることが一般的ですし、接骨院でも健康保険を取り扱っていることろがほとんどなため、自賠責保険が使えることは納得できますね。

一方、多くの方が、鍼灸院で保険使えるの?と思われるでしょう。
諸々の理由があり、当院でも健康保険での施術は受け付けておりません。
ただし、今回は自賠責保険であり、健康保険ではありません。

実は、自賠責保険は厚生労働省管轄ではなく、国土交通省と金融庁管轄になっているため、健康保険を扱っていない鍼灸院でも自賠責保険を利用して施術を受けることができるのです。
しっかりと行政機関も認めていて、下のリンクから詳しい内容はご確認いただけます。
●自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準
●自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律の施行等に伴う政令、省令及び関係通達等の制定及び改正並びに支払基準の制定に関するパブリックコメントの結果について


では、自賠責保険で鍼灸の施術を受けるために押さえておくべきことをご説明いたします。
まずは保険会社が事故による症状に対して、「鍼灸が必要かつ妥当」だと認め、保険会社の許可を得ることが不可欠です。
そのためには、病院を受診した際に、医師に鍼灸を受けたい旨を伝え同意を得ておく。
本来、医師の同意は必要ではありませんが、この2点を押さえておくと、問題は起きづらいと思われます。
その上で必要があれば、医師の同意を書面で取り保険会社と交渉することになります。


ここで気を付けていただきたいことがあります。
法的に可能なことと、自賠責保険を販売している保険会社の担当さんが認識していることや保険の規約に差があることも多いのです。
よくある、法的に可能なことと保険会社の認識の違いとして、いくつか例を上げると

  • 鍼灸施術に自賠責保険は使えるが、使えないと思われている
  • 医師の許可や同意は必要ないが、必要と思われている
  • 窓口負担は必要ないが、実費負担後に返金という形を求められる

先程の説明と矛盾するようなこともありますが、これが現実です。
できれば法に則り適切に利用できればよいのですが、あまり保険会社に突っかかってもこじれることがあるので、落としどころは見極めてくださいね。


さて、なぜこの記事を書いたのか。
先日、当院に通われている患者さんが運転中に交通事故に遭われました。
幸い命に関わるような大きなケガはなかったのですが、首と背中に少し痛みがあり、病院でむち打ちと診断されたそうです。
病院でも治療を受けているが、思うように良くならないため、他になにか手段はないかと悩まれていました。
その際に、自賠責保険で鍼灸施術を受けられるかもしれないという話をしたところ、そんなことができるのかと非常に驚かれていました。
実際に保険会社と連絡を取り、自賠責保険で鍼灸を受けることができ、調子も回復したため喜ばれていました。

「必要な方に必要なサービスを適切に受けて欲しい」ということが当院の思いです。



当院では、経絡を用いた全身調整の鍼灸施術で自律神経を調整し、快適に過ごすお手伝いをさせていただきます。
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