睡眠学会参加と認知行動療法セミナー受講
先日、横浜で日本睡眠学会定期学術総会が開催され、私も参加してきました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、長年日本は最も睡眠時間が足りていない国の一つとなっています。
睡眠不足による経済損失は、一説によると年間15兆円という目を背けられない額になっています。
政府も手を打っているのですが、改善されていない状況です。
さて、今回私が参加した最も大きな理由はこちらです!
「不眠症の認知行動療法」ベーシックコースの講習を受けるためです。
認知行動療法とは心理カウンセリングの手法の一つで、今回受講したものは不眠症に特化したものです。
以前から個人的に勉強は続けていて「いい加減に受けなきゃなー」とは思ってはいたのですが、他のセッションを聞くのが楽しくて遠ざかっていました😅
今回もスポーツセッションや非薬物療法のセッションは興味深かった。
この認知行動療法ですが、欧米では投薬よりも優先されている治療法で、治療効果が高いというエビデンスも非常に固いものが揃っています。
しかし日本の不眠症の治療ガイドラインでは優先度が非常に低く設定されています。
これは施術できる人が非常に少なく、優先度を上げたとしても患者さんが受けられないことが理由です。
医師の間でも投薬による問題は無視できないようで、施術者の増員は重要なことのようです。
私自身、鍼灸師になる前に慢性不眠症を経験しているので、眠れないツラさはよく知っています。
東洋医学において、睡眠は年前年も前から重要視されてきました。
もちろん眠れないことに対する施術も存在します。
東洋医学一つだけよりも効果を求めるなら、もっと知識が必要です。
皆さんが健康でいられるように、しっかり勉強を続けていきます!
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