身体のための靴の選び方3つ
この暑さですが、外出する機会は意外と多いです。
外に出るには必ず靴が必要ですよね?
靴には足の表面の保護だけではなく、足の機能をサポートする役割もあります。
そのため必要な機能が備わっていない靴は履いていると足や膝の負荷を増加させる以外に、体重がかかることで背骨を介して首や肩、腰にも影響を及ぼすことが多々あるのです。
現代人とって、靴とはそのくらい重要なものなのです!
今回は健康を維持するために、靴の選び方の3つのポイントお伝えしたいと思います!
●靴底の曲がり方をチェック
靴の機能の中で最も重要と言っても過言ではないものを一番にご紹介します!
実際に人が歩くとき、人の足で大きく曲がる関節は足の指の付け根だけです。
それでは靴底の曲がり方をみましょう。
このときに靴の前側1/3あたりのところだけが曲がることが重要です。
もし靴の前側1/3以外が曲がってしまうと、本来曲がるはずのない部分に余計な力が加わり、足へ余計な負担をかけてしまうのです。
靴底は柔らかいほうがクッション性があると思われていますが、柔らかければ良いというものではないのです。
●縦方向へのネジレをチェック
足をくじき易い方は絶対にチェックしてください。
靴には足が変な方向へ捻じれないように固定する役割があります。
靴を捻ってみましょう。
次に実際に足を捻ってみます。
足を捻ってみても、ほとんど動かないはずです。
歩いているときや走っているときには、地面からもっと大きな力が加わるため、もう少し捻じれます。
しかし本来の人の足の関節はそこまで大きく捻じれないようにできているのです。
そのため、靴も大きく捻じれないことが重要です。
靴を捻ったときの捻じれが大きいほど、自分の力で捻れを制御しなければならず、負担は大きくなっていきます。
●カカト部分をチェック
靴は足全体を覆うことで靴の中で足を固定しています。
そのおかげで、歩くときの力をまっすぐ地面に伝える事ができています。
特に前足部は、場合によっては靴紐やマジックテープでしっかりと固定されています。
しかし、履き口という靴の構造上、カカトだけは他の部分に比べて覆う面積が少なく固定が弱くなってしまいます。
カカトも靴の中で固定されている方が楽に歩くことができるのですが、それにはカカト部分の硬さが重要になります。
カカト部分の硬さを見てみましょう。
他の部分に比べカカト部分が固く作られている方がしっかりと固定されます。
ただし履き口は柔らかいほうが靴擦れの要望の観点から柔らかいほうがいいです。
今回はサイズや幅、インソール(中敷き)、それぞれのパーツの素材などは、個人差や靴を使用する状況など様々な状況によって大きく変わるため言及しませんでした。
しかし今回紹介した3つは、どんな方にでもどんな状況にでも当てはまるためご紹介いたしました。
今履いている靴をもう一度しっかり見てみてください。
たかが靴ですがされど靴です。
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