白湯で朝のダルさ対策!(東洋医学)

/ 東洋医学, 健康

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冬の寒さが厳しくなり、朝布団から出るのが億劫になることもあるのではないでしょうか?
冬に関わらず、朝に身体が重かったりダルさを感じることがある方は、朝にお白湯を飲んでみてください。
朝にお白湯を飲むと頭も身体をスッキリしますよ。

お白湯を侮ることなかれ。
たかがお白湯、されどお白湯です!

では、どうして朝にお白湯がいいのでしょうか?
これを話す前に、どうして朝がダルいのかのを話をしなければなりませんね。
ここからは少し東洋医学のお話です。


人の身体は、夜は陰の力が強い陰気が働くことで眠りにつきます。
昼は陽の力の強い陽気が働くことで身体を動かすことができます。

  • 陰気:冷やす力、一箇所に収める力、堅めて静止させる力が強い
  • 陽気:温める力、発散して外に向かう力、動こうとする力が強い

朝目が覚めるときに、この陰気と陽気がうまく入れ替わることができればスッキリと目が覚めます
逆に陰気と陽気がうまく入れ替わらない場合、目は覚めているのに静止させる力のある陰気が働くため、身体を動かそうとしても重く感じたり思ったように動かなかったりしてしまいます。
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これが朝のダルさになっているのです。


なんとか陽気を強く働かせることができれば、朝のダルさを軽減できそうなのですが…
少し陰気と陽気の性質に目を向けてみましょう。
陰気は身体が冷えると力を強め、陽気は身体が温まると力を強める性質があります。

そうです!身体を温めることができれば、陽気がうまく働いて朝のダルさを軽減させることができます!
そのため、朝にお白湯を飲んで身体を内側から温めることで、陽気の力を強く働かせることができるのです。
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冬の間は、体内で陽気を新たに作り出すことは難しくなってきます

参考ブログ
東洋医学と冬①
東洋医学と冬②

元々冬場は陰気が強く働きやすくなり、逆に陽気は無駄遣いしないように内側に見をひそめるため、朝にダルさが出ること自体は増えやすいのです。
秋に陽気をしっかりと蓄えていられれば、朝だるいということは減らすことができます。
しかし、季節はすでに冬になっているため、外から少しでも陽気を補充することが重要です。
同時に陽気を減らしてしまうような、冷たいものを摂らないことも重要です。

そのため、お白湯は簡単に作られて、身体を温め陽気を補充できる素晴らしい飲み物なのです!

皆さんも、お白湯を飲んで陽気に満ちた冬をお過ごしください。


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